大学既卒元ニートが大手企業に就職した体験談

2011年大卒既卒元ニートが就活し、紆余曲折を経て大企業に就職した話です。

お盆や年末年始の憂鬱感を解消する方法

既卒になってしまい、「周りの目」を気にしたことはありませんか?

私は異常に周りの目を気にしていました。就活に失敗し、働きもせずにただ家にいることに引け目を感じていました。

そんな私にとって、親戚一同が集まるお盆や年末年始は耐え難いイベントでした。

 

人の目が気になり、憂鬱になる

私は就活に失敗し、既卒になって無職という状態を引け目に感じていました。

一番気になっていたのは他人の目です。人からどう思われているのか気にしすぎていました。それゆえに、人と合うのは極力避けていました。

しかし、どうしても人と会わなければいけないイベントがあります。

それはお盆と年末年始です。

これらのイベントが近づくにつれて憂鬱になっていきました。

就活に失敗した自分が人からどう見えるのか、何か言われるんじゃないかと気になってしょうがなかったのです。

しかし、自分が思っているほど人は相手のことに興味はありません。取り越し苦労に終わった感じがありました。

人が自分のことをどう思っているか考えすぎるよりは、むしろ今の自分の状況を人に打ち明けたほうが良い場合もあると感じています。

 

親戚の目が気になる

私は新卒での就活に失敗した既卒者です。大学卒業後、就職が決まらなかったため地元に戻ることになりました。

地元に戻ってからも就活を続けましたが、思うように上手くいきません。無職のまま時だけが流れ、とうとう8月になりました。

8月といえば「お盆」があります。みなさんもお分かりの通り、親戚一同が集まるイベントです。

以前の私はお盆というイベントは割と楽しみにしていたほうなんですが、既卒だった頃は事情が異なりました。

当時、就活に失敗した私は異常に人の目を気にしたり引け目を感じており、誰とも会いたくない状況でした。

それゆえに、親戚一同が集まるお盆というイベントは、憂鬱でしかありませんでした。

「就活に失敗したなんて言ったら、どう思われるだろうか」

「大学まで行ったのに無職なんて恥ずかしい」

という感情が渦巻いていました。

私の家系では基本的にお盆は強制参加のため、行かないという選択肢はありません。

理由もなしに逃げることは許されないのです。

 

考えすぎか具合が悪くなり不参加

お盆当日、前から「親戚や祖父母からどう思われるか」について必要以上に考えすぎていた私は、体調を崩してしまいました。

案の定、布団から出ることが出来ず、参加することはできませんでした。

 

むしろ参加していたほうが良かったのかも…

体調不良で不参加となったことが、良かったのか悪かったのかはわかりません。

しかし、いま思えば、もし参加していたらまた違った展開になっていたのかなと思っています。

人に打ち明けることで、気持ち的に楽になったのかもしれません。

もしかしたら、仕事探しに協力してくれたのかもしれません。

 

自分が思っているほど、人は相手のことを気にしていない

人の目が気になりすぎてしまっていた私ですが、人は自分が思っているほど相手のことは気にしていません。

それに、「相手が自分のことをどう思っているか」について、考えても解決できる問題ではありません。はっきり言って無駄なことなのです。

そう思い込み、正直なところ多少憂鬱な気持ちはありましたが、年末年始の集まりには堂々と参加しました。

別に参加することによって、就職できなかったことを叩かれることはありませんでした。

多少、その話題に触れることはあっても、一瞬の出来事です。すぐに別の話題に切り替わります。

結局なところ、自分が悪いように考えすぎていただけでした。

 

考え方を変えてみよう

私のように就活に失敗してしまい、親戚や祖父母などの身内に合わせる顔がないと感じている人もいるかもしれません。

でもそれって、ただ自分が物事を悪いように考えてしまっているだけなんです。

ここで発想の転換を図ってみましょう!親戚一同に会えるのは大チャンスなんです!

いらないプライドは捨て、みんなに「オレって今、仕事がなくて困ってるんだ…」と正直に打ち明けてしまいましょう。

そうすることで、もしかしたら仕事を紹介してくれるかもしれません。また、有益な情報を得られるかもしれません。

憂鬱感に浸り、物事を否定的に捉えるよりだったら、思い切って人にさらけ出してみることをしてみましょう。

そうすることで、物事が好転する場合もあります。