大学既卒元ニートが大手企業に就職した体験談

2011年大卒既卒元ニートが就活し、紆余曲折を経て大企業に就職した話です。

親の顔色をうかがうのはやめよう

私は新卒で就職が決まらなかったので、大学卒業後実家に戻ってきました。

もちろん今後は親と一緒に暮らすことになります。

今回は、既卒になってしまった私が、実家に帰ってきて苦労したことを一つ書いてみたいと思います。

 

親の顔色をうかがわない

既卒になって実家に戻ってきた私は、肩身が狭い思いをしていました。

大学まで入れてもらった親に対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

自責の念が強すぎたせいか、次第に親の顔色をうかがうようになりました。

「きっと怒っているんだろうな…」と気にすることが多くなりました。

しかし、今思えば、親の顔色をうかがってプラスに転じたことは何一つありませんでした。

 

親は就活で苦労する状況を理解できない

当時の私は、就活に失敗したショックが大きく、塞ぎこんでいました。

何もやる気が起きず自分の将来に絶望してしまって、大学を卒業してから2カ月くらい自宅に引きこもっていました。

当然、親から見たら、子供が働かないで家に引きこもっている状態というのは心配になってきます。

また、それと同時に「なんで働かないのか」「なぜ、就職できないのか」と苛立ちを感じるようになります。

からしてみれば、「就職で苦労をする」という状況がいまいち理解できないようです。

私の親の世代は、若い時に高度経済成長やバブル時代を過ごしてきた世代です。就職で困ることなんてなかったと聞きます。

良い時代を生きてきた親からすれば、就活がうまくいかないのは自分が怠けているだけだと考えている場合があります。

親と私たち、生きてきた時代が全く違います。価値観も異なります。

なので、親の言うことを真に受けたり、顔色なんてうかがう必要はないと思います。

 

親の顔色はうかがわず、自分のペースで生きていこう

既卒になってしまい、親や周りからどんな態度を取られても、気にするだけ消耗していきます。

なので、必要以上に相手が自分のことをどう思っているかなんて考えなくてもいいのです。

余計なことでストレスを溜めてしまい、心身を害してしまうほうがリスクが大きいと思います。

私も既卒で就活していた当時、親や親戚の顔色をうかがい過ぎて、ストレスが溜まっていました。

今思えば、「ずいぶん無駄なことで消耗していたなぁ…」と思っています。