大学既卒元ニートが大手企業に就職した体験談

2011年大卒既卒元ニートが就活し、紆余曲折を経て大企業に就職した話です。

【職業訓練20日目~23日目】キー溝、こう配、テーパ、表面性状など

キー溝、こう配、テーパ、表面性状などについて学ぶ

キー溝、こう配、テーパ、はめあい、表面性状、粗さパラメータなどについて学びました。

 

キー溝の表し方

歯車などをはめるために作る溝をキー溝というが、イマイチどのようなものか実感が湧かないです。

実際に自分で機械加工してみないとなんとも言えないですね。

 

こう配、テーパ

こう配、テーパは現場の人でもよく間違えるらしいです。違いをしっかりと理解しておく必要があります。

こう配は基準に対して、片面だけが傾斜しているものです。

テーパは相対する両側面が対称的に傾斜しているものです。

 

はめあい方式

はめあいには軸基準と穴基準がありますが、一般的には穴基準のほうが多く使われているらしいです。

なぜ、穴基準のほうが良いのか説明を受けたが、実際に機械加工してみないと理解しづらいです。

 

寸法公差の書き方

寸法公差について学んできましたが、これをCADに落とし込む際もルールがあります。

これを守らないと図面が見にくくなるだけでなく、加工者も混乱します。

教科書でもいくつか書き方の例が挙がっていたが、どのように書けばベストなのかを学びました。

あとはCADで寸法公差の書き方を学び、課題に進みました。

 

表面性状

部品を加工した際に、どうしても粗さやうねり、でこぼこが出てしまいます。

これらの凹凸を全く考慮しないと、将来的にマズいです。

性能や寿命、互換性など様々な面に悪影響を及ぼします。

なので、どこまでの粗さなら許容しますよと指示しなければいけません。それを指示する方法について学びました。

 

粗さパラメータ

表面性状のパラメータとして、算術平均粗さ(Ra)、最大高さ(Rz)、十点平均粗さ(RzJIS)があります。

平たく言うと算術平均粗さは甘め、最大高さは厳しめといった感じです。

加工者にとって、算術平均粗さで指定してもらったほうがありがたいそうです。

 

表面性状の図示記号

この表面性状をCADでどのように表現するかというと、数学のルートみたいなやつを使います。

これの使い方もいろいろ決まりがあって、めんどくさくややこしいです。