資格の勉強が直に就活に役立つこともある
私は既卒になった当時、資格取得に向けた勉強をしながら就活をしていました。
まず、取ろうと思った資格が『漢検2級』です。
この漢検2級の勉強が意外なところで役立ちました。
その体験談を書いてみたいと思います。
筆記試験の漢字の書き取り問題に強くなった
既卒になって就活を少しでも有利に進められたらと思い、まず取り組んだのが漢検2級です。
当時、私は事務の仕事に就きたいと思っていたので、漢字ができることをアピールすることができれば良い方向に向かうかなと思ったのがきっかけです。
しかし、必死に勉強を積み重ねてきましたが、あと数点足りず、結局は残念な結果に終わってしまいました。
合格することはできなかったのですが、この経験が思わぬところで役に立つことになります。
就活をしていると必ず直面するのが筆記試験です。
新卒で就活をしていたときはマークシートの問題がほとんどだったため、書き取りに対して意識する必要はありませんでした。
しかし、既卒になって就活をするようになってからは、書き取り式の問題が出るようになりました。
それゆえに、漢字の書き取り問題が出題される機会が多くなりました。
漢検2級の勉強をしていた私は、筆記試験で出題される漢字の問題の8割は解けるようになっていました。
私は元々漢字が苦手だったので、この事実に大変驚きました。
確かに漢検2級に合格することはできなかったけれど、今までしてきた努力は無駄にはならなかったのです。
履歴書の誤字脱字に気がつきやすくなった
漢検2級の勉強をしてきて、自分が普段正しいと思って書いている漢字は、意外と正しくなかったことがわかりました。
漢検2級の勉強をしてみて、辺の長さだったり、とめ・はね・はらいの位置など自分が普段何気なく書いている漢字が誤っていたことに気づかされました。
細かいところではありますが、私が今まで書いてきた履歴書の漢字の多くが些細な間違いをしていたということになります。
採用担当者の中には、こういった細かい部分も厳しくチェックしている人がいるかもしれません。
漢検2級の勉強をしたことで、漢字を正しく書くことが出来るようになりました。