大学既卒元ニートが大手企業に就職した体験談

2011年大卒既卒元ニートが就活し、紆余曲折を経て大企業に就職した話です。

【既卒の就活日記】現状報告 2011/4/1-8/7

既卒になって4カ月余りが過ぎた。

この4カ月なにをしていたのかというとほとんど何もしていない。まさにニート状態である。

なぜニート状態かというと、就活をしようという気力が残されていないからである。

大学在学時、リーマンショック後の就活であり、不景気だと言われながらも自分の将来のため必死に就活をしてきた。

少なくとも70社は応募してきたと思う。

東京に拠点を移してまで、さらには学業を犠牲にしてまで就活に取り組んだ。

2011年3月、卒論も終わり最後のラストスパートをかけようと思った矢先に東日本大震災が発生する。

卒業式にはなんとか出席できたが、身動きが取れないまま4月を迎えそのまま既卒となってしまった。

既卒になってからはただただ布団の上で1日中天井を眺める毎日であった。

就活の疲労感、将来への絶望、金銭的な問題、親への申し訳ない気持ち、そうして震災に対するストレス。

気分転換に趣味のゲームに打ち込もうと思っても「ゲームをしていていいのだろうか」という感情が沸き上がりすぐにやる気が起きなくなる。

もう何もできやしない。2,3カ月はこのような状態だったと思う。

6月に入ってからだろうか。ある日テレビをボーっと眺めていた。

震災が発生した直後であったため、テレビの話題は震災ばかり。

その中で、震災で被災しながらも前を向いて活動している人達がテレビの前にいた。

家もない、仕事もない。

そのような中でも現状を打破しようと動き出している人達がいるのだ。

彼らを見て「家はある。身内は誰も亡くなっていない。無いのは仕事だけ。自分はなんて恵まれているのだろう。自分はいったい何をやっているのだ」と思った。

この出来事を機に、また就活を再開しようと決心した。

まずは今後どのように動いていくか方針を立てることにした。

私の地元は田舎である。仕事は無く、ましてや職歴のない既卒者を雇ってくれる会社なんてどこにもないだろう。

そう思い、地元から車で1時間くらいのところにある地方都市に移住することを検討した。

そこで正社員になることができれば一番良いのだが、正社員になれなくてもバイトで働きながら就活すればよいと考えた。

そうと決まれば早速行動開始だ。

まずは移住することを第一に考え、移住検討先の図書館の臨時職員採用に募集してみることにした。

書類選考は通ったものの、面接で落とされてしまった。

不採用の理由は給料10万ほどで生活ができないだろうとのことだった。

そのようなことをいったら、バイトで移住なんてできないだろと思った。

もはや正社員でしか移住の道はないのか…。