筆記試験の重要性
就活するうえでほとんどの会社が筆記試験を実施します。
面接重視なのは確かなことですが、筆記試験を疎かにするのは危険です。
筆記試験に合格しないと面接に進めないパターンはもちろんですが、特に筆記試験と面接を同じ日に実施する場合は注意が必要です。
筆記試験と面接を同じ日に実施する会社に選考に行った時の話
既卒になって1年ほど経ったある日、私はある会社の選考に参加しました。
この会社は筆記試験と面接を同じ日に行うところでした。午前中に筆記試験を実施し、午後に面接を行うパターンです。
筆記試験は一般常識の問題でした。国語・数学・英語の問題が出てきたと思います。
SPIばかり勉強してきた私は一般常識なんて勉強したことがなかったためぶっつけ本番です。
国語と英語は割と解けましたが、その日たまたま調子が悪かったのか得意な数学が全然ダメでした。
「あーあ、数学だめだったなぁ…」と少し落ち込みましたが、「筆記試験なんておまけみたいなもんだろ、面接で挽回するぞ!」と意気込んでいました。
面接で筆記試験の結果を突っ込まれる
筆記試験が終わり、面接の時間がやってきました。
一人ひとり順番に呼ばれていきます。この待っている時間が一番緊張しました。
そしてとうとう私の名前が呼ばれました。面接スタートです!
開始早々、面接官の一人がこうつぶやきました。
「筆記試験の結果だけど、数学が全然ダメだね~。履歴書には数学が得意って書いてあるけど…。たまたま調子が悪かったのかなぁ…」
この発言に対し、私は何も言えませんでした。
ここで何か機転が利くことを言えれば良かったのですが、何も言い返すことはできませんでした。
この発言がずっと頭の中に残り、面接中も冷静を保つことができませんでした。
案の定、面接はボロボロに終わりました。
冒頭の面接官の発言ですべてが崩れ落ちてしまったのでしょう。
筆記試験の結果次第で面接の良し悪しが決まる
このように、筆記試験の出来次第で後の面接に影響が出てくる場合があります。
筆記試験に合格してから面接という流れの場合は面接で筆記試験のことについて言われることはほとんどないとは思いますが、今回のケースのように筆記試験と面接を両方同じ日に実施する場合は注意が必要です。
筆記試験は重要です。SPIだけではなく、一般常識も勉強しておくべきだったと後悔しています。