大学既卒元ニートが大手企業に就職した体験談

2011年大卒既卒元ニートが就活し、紆余曲折を経て大企業に就職した話です。

面接はキーワードで覚える

面接の回答は丸暗記せず、キーワードで覚える

みなさんは面接対策をするとき、どのように対策をしていますか?

人によってやり方は様々だと思います。

代表的なやり方として、『想定される質問に対して回答を考え、それを丸暗記する』方法を取っている方も少なくないと思います。私もそうでした。

しかし、この暗記する方法は危険だと私は考えています。

 

私は面接対策として、回答を丸暗記していた

私の場合、面接する一週間前に『面接回答集』なるものを作っていました。

予想される質問を考え、自分なりの回答を書き残しておいたものです。

そして、『面接回答集』が完成したら、今度は自分が用意した回答を丸暗記する作業に入ります。

何度も何度も声に出して回答を暗記していきます。声が枯れるくらいやっていました。

 

暗記した内容を思い出せないと頭が真っ白になってしまう

いよいよ面接当日です!

面接官から「志望動機は何ですか?」と聞かれます。

やっぱりそうきたか!バッチリ暗記してきた内容をそのまま伝えるだけなのですが…。

緊張で上がってしまい、思うように言葉が出てきません。

暗記した内容を思い出そうとすればするほど頭が真っ白になってしまいました。

面接は緊張するものです。緊張して当たり前の場で、暗記した内容を一文一文思い出すという作業は難しいものなのです。

 

面接はキーワードで覚えておく

予想される質問の回答を丸暗記するというのは効率的とは言えません。

準備する段階でも負担が大きいですし、本番で暗記した内容がスラスラ言えることは至難の業です。

そこで、おススメなのが丸暗記せずにキーワードで覚えておくということです。

例えば自己PRをしてくださいという質問に対して、3つくらいキーワードを考えておきます。

『英語が苦手だった』、『得意になりたくて毎日3時間勉強をした』、『テストで80点取った』というキーワードを覚えておいて、あとはうまく会話を生成していきます。

「中学生まで、英語が非常に苦手でした。しかし、どうしても英語が得意になりたくて、毎日3時間勉強に取り組みました。その結果、テストで80点を取ることができ英語が得意になりました」

ていうような感じです(内容が良いか悪いかは別として、あくまで一例です)。

このように、予想される質問に対して考えた回答を全て丸暗記することはせず、いくつかのキーワードを用意しておいて、それらをうまく繋ぎ合わせて自然な回答になるようにしておきます。