公務員試験に挑戦してみる
既卒になってしまうと就活が不利になってしまいます。
日本は新卒一括採用という方針を取っており、新卒で就活に失敗すると、就職するのが難しくなります。
新卒で就職できないと人生終わりなのかと悲観する人も出てくると思いますが、選択肢はまだ残されています。
それは公務員試験を受けてみるということです。
公務員試験とは?
公務員試験とは、大雑把に言うと国や都道府県、市役所で働く職員を選考する試験です。
上級試験や初級試験など学歴で試験内容が変わってきますが、それを踏まえて年齢制限さえクリアしていれば基本的に誰でも受験することができます。
公務員試験は既卒者に優しい
民間企業に就活となると、どうしても経歴を重視してしまう傾向があります。
既卒者のように空白期間が出来てしまっている人達に対して厳しい目を向けられます。
一方、公務員試験は経歴をそれほど重要視しないと言われています。
純粋に試験の点数だけで決まるものなので、職歴がない既卒者でも不公平なく試験を受けることができます。
私も既卒になった当時、ネットで公務員試験についてよく調べていました。
『公務員試験は既卒に優しい』というような情報を目にしたので、ずっと気になっていました。
ある日、ハローワークに行ったとき、思い切って職員に聞いてみました。
「既卒は公務員試験に不利なんですか?」と。
そうしたら、職員の方が「公務員試験はテストの点数で決まるものなので関係ありません」と答えてくれました。
実際、私の周りでもニートから公務員試験に合格した人もいます。なので、既卒でも努力をすれば十分に合格可能なんだと思います。
公務員試験は範囲が広く難しい…
公務員試験は既卒に優しいと書いてきましたが、公務員試験自体が難しく合格するのは簡単ではありません。
私も「公務員になるしかない!」と意気込んでおりましたが、実際に公務員試験の参考書を買って勉強してみると、範囲が広く、かなりの勉強時間を費やさなければなりません。
私の場合、解答を見てもどうしても理解が出来ない問題がたくさんありました。しかし、独学だと聞ける人がいません。結局は放置になってしまいます。
正直なところ、独学でやるのは難しいと思います。余裕があるのであれば、予備校や専門学校に通ったほうが効率的だと思います。